「絹」の利活用は衣料品ばかりではありません。
新たな産業への刺激になるように、新しい絹の方向をご紹介します。
独立行政法人農業生物資源研究所が、強くて切れにくいクモ糸の性質と、カイコ本来の光沢や柔らかさを合わせもつ新しいシルク(クモ糸シルク)を生産することに成功しました。遺伝子の導入で僅かなクモ糸を含んだ糸は、通常のカイコのシルクの 1.5 倍の切れにくさを持ち、鋼鉄の約 20 倍の切れにくさを持つといわれるアメリカジョロウグモの縦糸に匹敵するほどとのこと。
プレスリリース http://www.nias.affrc.go.jp/press/2014/20140827/full_text.pdf
9月3日(水)~9日(火)まで、東京 銀座三越の「GINZA キョウト展」で、普段はインテリア、使う時にはさっとお茶のお点前のおもてなしができるお洒落な立礼棚が展示されています。土曜日にメールを頂き、昨日行って参りました。
お茶室をしつらえずにすぐお手前が出来ます。いつもは、一寸風情のある花台などのインテリアとして和空間が作れる優れもの。
テーブルトップは「刺繍をした薄い絹布」と、ケミカル強化ガラスを融合させた「絹ガラス」。行灯部分は、「刺繍をした薄い絹布」にグラスファイバー不織布を裏張りした「絹シェード」。テーブル部分は、行灯部に重ねて収納されます。
日本の文化に現代的要素を取り入れたフューチャーデザインは、和の心を次世代へつなぎ、会社や、パーティー会場。カフェなどでも活躍出来る、新しいスタイルになるでしょう。
絹ガラス http://www.kimono-itoko.co.jp/silk-glass/index.php
絵を描いたり、執筆したり、そして何かしら常に生き物を飼育している私は、生活の中で頻繁に手洗いを行っています。時折編み物も洋裁もするし、絹織物にも触れる生活なので、手荒れは大敵。しかし、実は化粧品に頼らない生活をしています。
病を色々得て、さらに多くの生物を飼育する環境で暮らすようになってからは、化粧品の香りなどが生き物たちに良い影響を与えないので、避けるようになりました。少しずつ化粧品を減らし、ハンドクリームや基礎化粧品などまでもほとんど使わなくなって10年以上、食養生や水分の摂取法などによって、ほぼ肌荒れも手荒れも起こさず暮らしています。
けれど、体調が悪い時には必要になるので、良いクリーム探しを常にしています。
相対的に、成分に絹が入っている化粧品は、使用後の結果がいいと思っています。しかし、無香料の物が少ないので・・・ この写真の製品は、久しぶりに気に入って購入したクリームです。
顔も手も体もO・K! オールインワンのところもいい。
でも、香りにリラックスする方もいらっしゃるので、一概には申しません。
長く使っている化粧品が安心かもしれませんが、シルクフィブロインのもたらす潤い効果、シルクのベール効果などを、シルク成分含有化粧品で試してみてください。
きっとお気に入りの化粧品に出会うと思います。
この製品は、(株)ファランドール http://www.mayuco.jp/